【青森】石材店と施工イメージを共有する重要性と地域別の墓石デザイン 設計・加工自社対応

北海道

北海道では竿石に「南無阿弥陀仏」や「先祖代々墓」などの文字を彫刻しますが、その家の名前は竿石に彫刻せず、上台に横書きで入れるのが一般的です。

また、洋型やデザイン型のお墓が比較的多く、故人の思いや残された家族の思いを刻む方も多いです。

東北地方

東北地方のお墓は、竿石・上台・下台からなり、その前に花立てと香炉が並べられます。福島県で多くの石が採掘される事から、福島の石を使ったお墓も多いです。また、黒系の墓石も人気があります。

関東地方

関東地方のお墓は関東型と呼ばれ、竿石・上台・中台・芝台で構成されています。香炉は芝台の上にあるのが一般的です。茨城県産の墓石や神奈川の墓石を使用する事が多いですが、近年は都心を中心にデザイン墓が増加傾向にあります。

また、土地の確保が難しいエリアでは、寺院墓地もポピュラーです。

東海地方

東海地方は名古屋型のお墓で、中台の上に水鉢、芝台の上に香炉が乗っています。愛知県岡崎市は岡崎御影が採掘され、石材加工の町としても有名です。

北陸地方

北陸地方のお墓は関東型と名古屋型の掛け合わせのような形をしているものが多いです。北陸地方はあまり石材が取れないため、全国の様々な石を使用してお墓が作られます。

関西地方

関西地方は京都型と神戸型があります。京都型は下台に水鉢があり、お線香を立てるための筒が埋め込まれています。神戸型は下台に供物台を置いて、その前に水鉢が設置されています。

明治時代以前は日本の都があったエリアですので、古くからあるお墓も多いです。関西より西では白味がかかった石を好む方が多くなっています。

中国・四国地方

中国・四国地方は広島型と呼ばれるお墓が多く、供物台の上に角香炉が設置されているのが特徴です。瀬戸内海は日本の中でも屈指の石材の生産地で、古くからの加工の技術が今も受け継がれています。

九州地方

九州地方は中国大陸に近いため、その影響を受けたお墓が多いです。九州地方のお墓は竿石の文字に金色を入れたものが多く、高級感のあるお墓が見受けられます。

また、お骨を置く納骨室が地上にあるのも特徴的です。サイズも他の地域と比べると大きいものがよく見られます。

沖縄地方

沖縄地方のお墓は亀甲墓という形で、家のサイズと変わらないくらいのお墓を建てます。本土のお墓を見る事はほぼなく、全く別の文化が根付いているのが特徴です。

上記を見るとわかるように、地方によってお墓の形はかなり違いがあります。また、近年デザイン型や洋型が増えていますが、時代とともにお墓の形も変わってきました。

青森で墓石の施工を予定されているのであれば、設計から加工まで自社対応の石材店・石の上戸屋にお問い合わせください。昭和60年創業の石の上戸屋は、国家資格一級技師の職人が様々なデザインのお墓を、心を込めてお作りします。